CTW 型止め輪（クレセントリング｜弾性閉式リング）

CTW 型止め輪（クレセントリング）は、軸または穴の溝に装着して部品の固定を行う閉式の弾性止め輪です。
本体は完全なリング形状で開口部がなく、高振動・高速回転の環境でも安定した保持力を発揮し、摩耗や緩みを抑える効果があります。

半月状の独特な構造により、弾性と初期嵌合力に優れ、精密機構、車両部品、伝動軸の固定などに広く使用されています。

製品特長

• 参照規格：Crescent Ring（※JIS・DINの正式規格には該当しません）

• 取付位置：軸の溝部に内側から圧入固定／完全閉式構造で開口なし

• 寸法公差：適用軸径ϕ3mm～ϕ50mm（特殊サイズは特注対応可）

• 材質：S50C（炭素鋼）｜リン酸塩処理により防錆性を強化

• 対応サイズ：軸径ϕ1.2mm～ϕ30mm（ご要望に応じて製作可能）

​​​​

主な用途

• 精密装置の軸方向ストッパー

• 高速回転部品の固定構造

• 自動車部品の耐振・防緩設計

• モーター軸受・搬送機構の位置決め

​

カスタム対応・備考

• 少量対応／即納在庫あり

• 図面や用途に応じた特注仕様も可能です

​