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勝豐精密有限公司
Sheng Fong Presicion Co. Ltd.

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すべてのネジが同じではない:炭素鋼から Inconel 718 まで、材料選定のポイント
螺絲( Screws ) ネジを選ぶとき、多くの人が最初に見るのは「サイズ・ピッチ・頭形状」です。 しかし実務では、ネジのトラブルを左右する本当の要因は、材質であることが少なくありません。 錆びる、ねじ山が潰れる(なめる)、折れる、変形する、しばらくすると緩む── こうした問題は加工不良ではなく、最初の材質選定ミスが原因で起きることが多いのです。 --- 1. なぜネジの材質が重要なのか? ネジは使用中、同時に次のような条件を受けます: 締付け時のトルク 長時間の引張/せん断荷重 温度変化 湿気・薬品・屋外環境 脱着回数と疲労 材質は、これらの条件にネジが耐えられるかどうかを決めます。 サイズが間違っていれば、その場で入らず気づけます。しかし材質が間違っていると、使ってしばらくしてから問題が出て、起きた後のリカバリーが難しいのが特徴です。 --- 2. よく使うネジ材質を一気に整理 以下は実務でよく使われ、混同されやすい材質の一覧です。 ネジ材質 比較表 材質(中/英) ひとことで 主な用途 炭素鋼(Carbon Steel) 最も一般的で低コ
19 時間前読了時間: 4分


RoHS から熔煉国まで:五金部品でよく出る「6大コンプライアンス書類」を一気に整理
加工業や五金部品の現場では、こんな感覚を持つ人が少なくありません。 「書類がどんどん増えている気がする。でも顧客が気にするのは毎回そのうちの1〜2枚だけ。」 大事なのは“書類が揃っているか”ではなく、 顧客が今どのリスク段階を見ているのかを判断できるかです。 --- 1. 五金部品でよく出る「6大コンプライアンス書類」とは? 実務で最も頻出し、つまずきやすいのが次の6つです。 RoHS(有害物質使用制限指令) REACH(化学物質の登録・評価・認可・制限) PFAS Free(PFAS不使用/不含有) EN 10204 3.1(材質証明/検査証明書) 原産地証明(CO:Certificate of Origin) 熔煉国証明(Melting Country/Country of Melt) 以降の章では、表記は主に略称または日本語で説明します。 --- 2. 第1段階の門番:RoHS/REACH/PFAS Free は何を管理している? このグループが見ているのは、たった一つです。 「この部品は市場に出せるか?」 加工方法や製造国にはあまり関心
6 日前読了時間: 4分


CO から Melting Country へ産地認定が関税リスクに与える影響
加工業や金属部品の国際取引で、これまで最もよく聞かれてきたのは「この製品は どこ製(Made in) ですか?」という質問でした。 しかし近年、顧客や通関・申告関連の担当者から、もう一段深い“出どころ”の確認として 「この材料は どこで溶解(熔煉)されたのか?」 と問われるケースが増えています。 つまり、焦点が Made in から Melted in へ移りつつあるということです。これは国際取引の関心が「どこで加工・組立されたか」から、「原材料が最初にどこから来たか」へと上流側に移動していることを示しています。 --- 1. CO とは?主に何を解決する書類なのか? CO(Certificate of Origin:原産地証明書) は、貨物の「国籍(原産地)」を証明する公式書類です。 判定の考え方は、加工や付加価値行為に重点があり、その国で 実質的な変更(substantial transformation) と認められる加工が行われたかどうかがポイントになります。 実務で CO が使われる代表例: FTA(自由貿易協定)による優遇関税の申請
1月21日読了時間: 5分


なぜお客様は次に EN 10204 3.1 を聞くのか?材質証明(MTR)で押さえるべきポイント
加工業や五金部品の実務では、RoHS/REACH/PFAS Free の確認が終わった後に、次の質問としてよく出てくるのが: 「EN 10204 3.1 の材質証明はありますか?」 というものです。多くの加工業者にとって、この書類は“英語のレポート”に見えるかもしれませんが、実際には 取引を継続できるかどうかの重要な分岐点になることも少なくありません。 --- 1. EN 10204 とは?何を規定しているのか? EN 10204 は、欧州標準化委員会(CEN)が制定した「検査書類の規格」です。ここでまず重要な点を整理します: EN 10204 は材料規格ではありません。品質認証でもありません。 EN 10204 の役割はただ一つ。**「この検査書類は、どの程度信頼できるか」**を定義することです。 つまり EN 10204 が見ているのは、材料が良いか悪いかではなく、あなたが提出する検査書類が 信頼に値する形式・根拠を持っているかという点です。 --- 2. EN 10204 3.1 とは? EN 10204 の区分の中で 3.1 は、加工業・
1月15日読了時間: 5分
なぜお客様は最初に RoHS/REACH/PFAS Free を聞くのか?加工業が必ず押さえるべき「最初の関門」
加工業の現場では、こんな経験をしたことがある方も多いはずです。 お客様から見積依頼のメールが来て、最初に聞かれるのが価格でも納期でもなく、「RoHS は対応していますか?REACH は?PFAS Free ですか?」という質問。 その瞬間、戸惑いや不安を感じることもあります。「うちは加工だけなのに、なぜ?」「電子製品だけの話じゃないの?」「第三者試験って必須なの?」 でも実は、お客様はサプライヤーを困らせたいのではありません。やっているのは、とても現実的なことです。**サプライチェーンの最初のリスク選別(スクリーニング)**です。 --- 1. なぜ最初にこの3つを聞くのか? お客様の立場では、コンプライアンスを最初に確認しておかないと、後で次のようなリスクが出てきます。 輸出時に書類の追加提出を求められる 市場での抜き取り検査や監査で問題になる 顧客社内の審査に通らず、案件が中止になる そのため最近は、見積の初期段階で「最低限、コンプライアンスをきちんと説明できるサプライヤーか」を確認する企業が増えています。 そして、その最初の関門としてよく使
1月7日読了時間: 5分


螺紋護套(ヘリカルインサート)取付け手順と、よく使う工具の解説
ヘリカルインサート(Helical Insert) 機械の修理、設備の組立て、部品のメンテナンスをしていると、こんな状況に遭遇することがあります。ねじをどれだけ締めても締まらない。穴が「なめて」しまっている(ねじ山つぶれ)。 そのまま大きいサイズのねじに変えると、構造に影響が出ることがあります。タップを立て直しても、母材が弱くてすぐ再発することもあります。 そんなときに実用的で、現場でもよく使われるのが 螺紋護套(ヘリカルインサート / Helical Insert) です。 --- 1. 螺紋護套とは? 一言でいうと「穴の中に新しい内ねじを作り直す部品」 螺紋護套は、金属線をバネ状(コイル状)に巻いた部品です。穴に挿入して取付けると、内部に 新しい内ねじ が形成されます。 主な用途は次の3つです。 もともとのねじ穴がなめた(滑牙)ときの 修復 アルミや樹脂など母材が柔らかい場合の ねじ強度補強 ねじの脱着が多い箇所での 寿命延長 ねじサイズを変更しなくてよく、部品側の作り直しも不要なケースが多いです。修復後は、元のねじ山より 長持ちする ことも
1月2日読了時間: 5分


国際五金(ハードウェア)部品プラットフォーム紹介と比較McMaster-Carr、MISUMI、ACCU、PEM、易緊通(Yijintong)
International Hardware Parts Platforms 設備設計、機械の修理、五金部品の購買準備をするとき、最初の一手が「見積依頼」ではなく、海外の五金部品サイトで仕様を調べることになっている人は多いです。 これらのプラットフォームがよく使われる理由は、「必ずそこで買うから」ではありません。仕様が明確で、分類が整理され、信頼できる技術情報が揃っているからです。 ただし実務では、こんな状況に出会うことがあります。 仕様ははっきり分かったのに、実際に買うと必ずしも最適ではない。 本記事では、よく使われる国際五金部品プラットフォームを整理し、それぞれが「どんな場面に向いているか」を解説しつつ、なぜ最終的に「現地(ローカル)サプライヤー」を選ぶ人が多いのかも分かりやすくまとめます。 --- 1. エンジニアや購買担当が国際プラットフォームを調べる理由 国際プラットフォームの最大の価値は、**「仕様を分かりやすく説明してくれること」**です。 これらのサイトを使うと、以下を素早く確認できます。 寸法・公差・材質の定義...
2025年12月23日読了時間: 5分


見たことはあるけれど名前は知らない部品:空心柱(Hollow Dowel)の役割と用途
空心柱(Hollow Dowel) 機械構造・自動化設備・各種アッセンブリの中には、見た目はとてもシンプルなのに、実は重要な役割を担っている部品があります。 それが 空心柱(Hollow Dowel) です。 ボルトのように目立つわけでもなく、ナットのように頻繁に話題になることもありません。 しかし、位置決め・支え・構造の安定という面では、空心柱はなくてはならない存在になることが多くあります。 --- 一、空心柱とは?なぜ構造に必要なのか? 空心柱(Hollow Dowel) は、中空構造を持つ位置決め・支持用の金属部品です。一般的には短い中空の円筒形をしており、2 つ以上の部品の間に取り付けて: 位置決めを助ける 一定の間隔を保つ 補助的な支えとして機能する といった役割を果たします。 よく見られる 実体のダウエルピン と違い、空心柱の最大の特徴は 中央が空洞であること です。 この構造は、単に材料を節約するためではなく、次のような特定の構造要求を満たすために設計されています。 全体重量の低減 ねじ・配線・流体などを内部に通すため...
2025年12月17日読了時間: 5分


ISO・JIS・DIN・ASME は何が違う?
ISO、JIS、DIN、ASME グローバルねじ規格の入門ガイド 世界中の設備でねじ・ナット・ワッシャー・止め輪・位置決めピンなどが共通して使えたり、置き換えや修理ができるのは、「規格」があるからです。 しかし世の中には多くの規格が存在し、その中でも特に頻繁に登場するのがISO・JIS・DIN・ASME の 4 つです。 この記事では、この 4 大規格の成り立ち・違い・使われ方をわかりやすく整理し、今後、部品を「選ぶ・購買する・保守する」ときに迷わないようサポートします。 --- 1. なぜ五金部品に規格が必要なのか? ボルト・ナット・ワッシャー・止め輪・ダウエルピンなどの五金部品は、すべて組み合わせて使う部品です。共通の規格がなければ―― 部品同士が物理的に取り付かない メーカーが違うと互換できない 海外製の設備を修理できない 工場同士で部品を融通できない といった問題が発生します。 産業の初期には、各国が自国の産業構造に合わせて独自に規格を作ったため、現在まで多くの規格が並立しています。 しかし実務レベルで世界市場をリードしているのは、実質的
2025年12月9日読了時間: 6分


世界の締結部品規格を一気に理解:なぜこんなに種類が多いのか?違い・用途・選び方を解説
Global Fastener Standards ネジ、ナット、ワッシャー、止め輪、ダウエルピンを探すと、DIN、ISO、JIS、ANSI、ASTM、CNS、GB、BS、AS…といった数多くの規格が登場します。 「なぜこんなに規格が多いのか?」「どこが違って、どう選べばよいのか?」 この記事では、世界の締結部品規格の由来・違い・用途をわかりやすく解説します。 --- 1. なぜ締結部品に規格が必要なのか? 締結部品は「組み合わせ部品」です。ネジはナットと、ワッシャーは穴径と組み合わせて使用します。ピッチや寸法が少しでもズレると: 入らない ネジ山が破損する 固着して外れない 互換性がなく修理できない 装置が破損する そのため、規格は「互換性・修理性・互通性・量産性」を確保するために存在します。 --- 2. なぜこれほど多くの規格が存在するのか? 工業化の初期、それぞれの国が自国の産業事情や技術習慣に基づき個別に規格を制定しました。 その結果、欧州、米国、日本、台湾など、各国で異なる規格体系が生まれました。 同じ「ネジ」でも国によって名称・寸法
2025年12月3日読了時間: 5分


ネジとは?なぜ毎日使われているのか?機能・材質・用途をわかりやすく解説
ネジ (Screw) あなたは毎日ネジを使っています。ただ、それに気づいていないだけです。 ネジはスマートフォン、家具、バイク、自動車、パソコン、ドアロック、家電、工場設備、医療機器など、あらゆる場所に隠れています。とても小さな部品ですが、ネジがなければ——組み立ても、動作も、修理もできません。 この記事では、ネジの機能・材質・使用範囲をわかりやすく解説します。 --- 1. ネジとは?なぜ重要なのか? ネジは ねじ山(スレッド) を使って部品同士をしっかり固定するための締結部品です。固定でき、取り外しもでき、部品を正しい位置に保つ役割があります。現代製品が組み立て・調整・メンテナンス可能であるための基盤ともいえます。 ネジが重要な理由: ネジがあるからこそ、製品は固定され、安定し、必要なときには分解してメンテナンスができます。小さくても、産業でも日常生活でも欠かせない存在です。 台湾ではネジのサプライチェーンが非常に充実しており、線材 → 冷間成形 → 転造 → 熱処理 → 表面処理まで一貫で対応できる世界有数の生産拠点です。 --- 2. ネ
2025年11月26日読了時間: 4分


**なぜメートルねじとインチねじがあるのか?
Metric and Imperial 違い・用途・選び方を一度で理解するガイド** 五金部品、機械加工、設備メンテナンスの現場では、よく次のような場面に遭遇します。 同じ「ねじ」や「ピン」を探しているだけなのに、仕様が M4・M6・M8(メートル) と 1/4”-20・#8-32(インチ) のように全く異なる表記で記載されている。 多くの人が思います: 「なぜ規格を統一しないの?」 「サイズが近いなら、代用できるのでは?」 答えは NO。 メートル(Metric)とインチ(Imperial)は、単位・表記方法・ねじ構造まで、根本から異なる規格です。 この記事では、両者の違いと正しい選び方を分かりやすく解説します。 --- 1.メートル規格とインチ規格が存在する理由 メートル(Metric) 18世紀フランスで誕生 メートル法にもとづく 世界で最も普及 10進法で換算が容易 インチ(Imperial) イギリスの産業革命期に発展 現在もアメリカで広く使用 インチ、ポンドなどを使用 米国製設備に深く根付く なぜ両方が今でも使われているのか?..
2025年11月19日読了時間: 4分


ヘリサート(ねじインサート)の選び方
金属・樹脂・アルミ部品では、ねじ穴は使用を重ねると摩耗やなめりが起きがちです。そんな時の“救世主”が ヘリサート(Helical Insert)。傷んだねじを修復し、樹脂やアルミなど軟質母材のねじ強度を強化できる内張り部品です。 ひと言で言えば、孔の中に**「新しく強いねじ山を作り直す」ことで、ゆるみやすいねじを確実に固定**できるようにします。 --- 1) ヘリサートの機能と効果 在機械組裝或維修時,最怕的就是螺絲孔滑牙。而螺紋護套的出現,就是為了解決這個問題組立や保守で最も避けたいのが、ねじ穴の“なめり”。ヘリサートは、損傷したねじ穴を再生し、必要なときに分解もできる安定した締結を実現します。 主な効果 なめり穴の修復: 新たな内ねじを形成。 再なめりの防止: アルミ・真鍮・樹脂などでも繰り返し締結可能に。 ねじ強度の向上: ステンレス製インサートは高トルクに対応。 耐摩耗・耐食: 高温・高振動環境でも長寿命化。 単なる修理パーツではなく、締結性能そのものを底上げします。 --- 2) 使用例 アルミ筐体、樹脂カバー、亜鉛ダイカストなど、繰
2025年11月11日読了時間: 5分


ISO 2768 公差を理解する|誤差範囲ではなく、国際製造の共通言語
設計図面では、寸法の横に「±0.1」や「±0.05」といった数値がよく記載されています。これは 公差(Tolerance)、つまり許容される寸法の誤差を示しています。 しかし、図面上に数百、数千もの寸法が存在する場合、すべての寸法に個別の公差を記入するのは非常に手間がかかり、誤記や漏れの原因にもなります。 そこで設計者・製造者・検査担当者が共通の基準で「許容誤差」を理解できるように制定されたのが、ISO 2768 国際公差規格 です。 左図: 各寸法に個別で公差を記載。 右図: 「ISO 2768-mK」を採用すれば、図面全体が統一された規格で表され、より明確で分かりやすい設計が可能になります。 --- なぜ ISO 2768 公差が必要なのか? ISO 2768 の基本思想はシンプルです。「すべての寸法に公差を記載する必要はない」。 図面に「ISO 2768-mK」と一行書くだけで、未記載の寸法にも共通の公差範囲が自動的に適用されます。 この仕組みにより、以下の3つのメリットが得られます。 記入ミス・漏れの削減:図面がシンプルになり、誤解が減る
2025年11月5日読了時間: 5分


なぜ位置決めピンにネジを付けるのか?― 内ネジ付き位置決めピンの巧みな構造 ―
一、位置決めピンと内ネジ付き位置決めピンの違い 内ネジ付き位置決めピン(Internally Threaded Dowel Pin) まずよくある疑問から。 「内ネジ付き位置決めピン」 は、一般的な位置決めピンと何が違うのでしょうか? 標準の位置決めピンは、固定や位置合わせ に使用されるもので、主に金型、機械部品、治具などに見られます。 一方で、内ネジ付き位置決めピン には、中心部に ネジ穴 が追加されています。 このネジ穴は飾りではなく、分解やメンテナンスを容易にするための重要な工夫 です。ネジをねじ込むことでピンを引き抜けるため、狭い場所でも簡単に取り外すことができます。 つまり: 一度固定して取り外さない構造 → 通常の位置決めピン 定期的に分解・メンテナンスが必要な構造 → 内ネジ付き位置決めピン 項目 通常の位置決めピン 内ネジ付き位置決めピン 機能 固定・位置合わせ 固定+分解・再使用可能 構造 無孔の実芯タイプ 片側または両側にネジ穴 取り外し方法 打ち出しまたは押し出し ネジをねじ込んで引き抜く 用途 恒久固定 分解・再組立てが必
2025年10月30日読了時間: 4分


銅インサートナットとは?なぜプラスチック部品に欠かせないのか?
1. なぜプラスチック部品には金属ナットが埋め込まれているのか? 銅インサートナット(Brass Insert Nut) こんな経験はありませんか?プラスチックケースのねじ穴を何度も締めた結果、穴がゆるくなり、ねじが空回りして固定できなくなる――。 そのような時に活躍するのが 銅インサートナット(Brass Insert Nut) です。 仕組みはとてもシンプル。プラスチックの穴にあらかじめ銅ナットを埋め込むことで、金属のねじ山を持つ強固な固定点 を作り出します。 このナットは、熱圧入・超音波圧入・プレス挿入 のいずれかで固定され、見た目が美しく、何度ねじを締めても緩みにくいのが特徴です。 --- 2. 一般的なナットとの違い 一般ナットが金属構造物に使われるのに対し、銅インサートナットは プラスチック専用 に設計されています。下の表で違いを見てみましょう。 項目 銅インサートナット 一般ナット 材質 黄銅(Brass) 炭素鋼/ステンレス 用途 プラスチック内に埋め込み、金属ねじ山を提供 ボルトに直接取り付け、金属構造用 取付方法 熱圧入、超音
2025年10月22日読了時間: 4分


3大止め輪規格を一目で理解|JIS・DIN・ANSI の違いと選び方
1. 止め輪とは? 止め輪(サークリップ / リテーニングリング) は、部品が軸方向にずれないように固定するための小型の締結部品です。モーター、ギア、ベアリングなどの回転機構に広く使用され、機械を安定して運転させるために欠かせない存在です。 しかし、地域や産業によって設計や寸法の基準が異なります。現在、世界で主に使用されている規格は JIS(日本)、DIN(ドイツ)、ANSI(アメリカ) の3種類です。これから、それぞれの規格の違いと選び方について詳しく見ていきましょう。 --- 2. 世界三大規格の比較 規格 正式名称・番号 主な使用範囲 特徴 主な用途 JIS(日本工業規格) JIS B 2804、B 2805 台湾・日本市場 高精度・安定性が高く、金型互換性に優れる 台湾・日系設備、電子生産ライン DIN(ドイツ工業規格) DIN 471(軸用)/DIN 472(穴用) 欧州全域 規格化が徹底され、互換性が高い 欧州機械、工作機械 ANSI(アメリカ規格) 5000シリーズ(軸用)/5100シリーズ(穴用) 北米・輸出機器 構造が厚く、高強
2025年10月15日読了時間: 3分


両丸端キー vs 平キー|なぜ取付が簡単で耐久性が高いのか?
一見小さな部品ですが、平キー(キー) は回転部品の滑りを防ぎ、トルクを安定して伝える重要な役割を担っています。 その平キーの中にも、より扱いやすく耐久性の高いタイプ――それが 両丸端キー(Parallel Key with Round...
2025年10月9日読了時間: 3分


セルフロックナットとは?なぜ一般ナットの代わりに使われるのか?
自鎖螺帽(Self-Locking Retaining Ring) セルフロックナット(SPN/圧入ナット/Self-Locking Retaining Ring) と聞くと、多くの人は普通のナットのようにねじ山があると思います。しかし実際には違います。...
2025年9月30日読了時間: 3分


ワッシャーを侮るなかれ|ねじ締結の“縁の下の力持ち”
ワッシャー(Washer) は機械や構造物で最も一般的で、しばしば見過ごされがちな小部品です。ねじ・ナットと取付面の間に入れ、荷重を分散し、緩みを防ぎ、表面を保護します。 最も汎用的なのは 平ワッシャー と ばね座金(スプリングワッシャー): 平ワッシャー →...
2025年9月24日読了時間: 3分
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