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C型止め輪とは?ダウエルピン構造に欠かせない小さな部品!

  • 執筆者の写真: 勝豐精密
    勝豐精密
  • 8月12日
  • 読了時間: 2分

更新日:8月26日

精密な構造設計において、位置決めピンやスプリングピンなどのダウエルピンは、位置決め・制限・荷重支持に使われます。しかし、滑り止めや繰り返しの分解・組立が必要な設計では、止め輪 が欠かせない重要部品となります。


今回は、ダウエルピンシステムで非常に役立つ一般的な部品、C型止め輪(Retaining Ring) をご紹介します。


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C型止め輪とは?


C型止め輪は、シャフトの溝に取り付けられる小型の留め具で、開口した円弧状の形をしています。シャフトに装着すると、軸方向のストッパーとして機能し、部品が軸方向に移動するのを防ぎます。


主な用途例:

  • スプリングピンと組み合わせ、ストッパーや位置決めとして使用

  • ローラーやワッシャーなどの部品の移動制限

  • 定期的な分解が必要だが位置を保持する機構


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ダウエルピン+止め輪の使用例


多くの自動化設備や産業機械において、以下の組み合わせが見られます:


ピンの用途

止め輪の役割

適用事例

スプリングピンの位置決め・制限

C型止め輪でピンの位置を固定

軸の位置決め、防止ピンの脱落

位置決めピンの制限

シャフト用止め輪でストップ

金型治具構造、設備の位置決め

分解可能なピン組立

止め輪で着脱を容易に

農業機械、建設機械のメンテナンス設計

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勝豐精密のC型止め輪の強み


JISやDINなどの国際規格に対応し、幅広い産業機構に適用可能

  • 多様なピンやシャフト構造に柔軟対応

  • リアルタイム在庫管理で、小ロットでも迅速出荷

  • McMaster-CarrやMISUMIの部品番号・仕様を照合し、選定ミスを防止



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 止め輪選びの3つのポイント


  1. 取り付け位置で選ぶ: シャフトに装着 → シャフト用止め輪、穴に装着 → 穴用止め輪

  2. 分解の有無で選ぶ: 頻繁な分解が必要 → 耳付きタイプ(スナップリングプライヤー使用可)

  3. 材質のマッチング: ピンがステンレス製なら止め輪もステンレス製にし、異種金属接触腐食を防止


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まとめ – ダウエルピン構造の隠れたヒーロー


C型止め輪は小さいながらも、ダウエルピン構造において欠かせない存在です。ピンの脱落や分解作業でお困りの場合、この一見目立たないが非常に効果的な止め輪を検討してみてください。

スプリングピン段付きピンシャフト用止め輪(WR) について詳しく知りたい方は、ぜひコメントまたはメッセージでお問い合わせください。勝豐チームが最適な組み合わせをご提案します!


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完全な規格とサイズ一覧については、こちらをご参照ください:https://lihi3.me/PJeBv

 
 
 

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