top of page
勝豐精密有限公司
Sheng Fong Presicion Co. Ltd.
ピン・シャフト・機械部品を製造・加工
**なぜメートルねじとインチねじがあるのか?
違い・用途・選び方を一度で理解するガイド** 五金部品、機械加工、設備メンテナンスの現場では、よく次のような場面に遭遇します。 同じ「ねじ」や「ピン」を探しているだけなのに、仕様が M4・M6・M8(メートル) と 1/4”-20・#8-32(インチ) のように全く異なる表記で記載されている。 多くの人が思います: 「なぜ規格を統一しないの?」 「サイズが近いなら、代用できるのでは?」 答えは NO。 メートル(Metric)とインチ(Imperial)は、単位・表記方法・ねじ構造まで、根本から異なる規格です。 この記事では、両者の違いと正しい選び方を分かりやすく解説します。 --- 1.メートル規格とインチ規格が存在する理由 メートル(Metric) 18世紀フランスで誕生 メートル法にもとづく 世界で最も普及 10進法で換算が容易 インチ(Imperial) イギリスの産業革命期に発展 現在もアメリカで広く使用 インチ、ポンドなどを使用 米国製設備に深く根付く なぜ両方が今でも使われているのか? 工業化初期に各国が独自の規格を採用し、その
11月19日読了時間: 4分


なぜ位置決めピンにネジを付けるのか?― 内ネジ付き位置決めピンの巧みな構造 ―
一、位置決めピンと内ネジ付き位置決めピンの違い 内ネジ付き位置決めピン(Internally Threaded Dowel Pin) まずよくある疑問から。 「内ネジ付き位置決めピン」 は、一般的な位置決めピンと何が違うのでしょうか? 標準の位置決めピンは、固定や位置合わせ に使用されるもので、主に金型、機械部品、治具などに見られます。 一方で、内ネジ付き位置決めピン には、中心部に ネジ穴 が追加されています。 このネジ穴は飾りではなく、分解やメンテナンスを容易にするための重要な工夫 です。ネジをねじ込むことでピンを引き抜けるため、狭い場所でも簡単に取り外すことができます。 つまり: 一度固定して取り外さない構造 → 通常の位置決めピン 定期的に分解・メンテナンスが必要な構造 → 内ネジ付き位置決めピン 項目 通常の位置決めピン 内ネジ付き位置決めピン 機能 固定・位置合わせ 固定+分解・再使用可能 構造 無孔の実芯タイプ 片側または両側にネジ穴 取り外し方法 打ち出しまたは押し出し ネジをねじ込んで引き抜く 用途 恒久固定 分解・再組立てが必
10月30日読了時間: 4分
bottom of page